Archive for 1月, 2010



ゲット・ザ・免許@カリフォルニアこのエントリをはてなブックマークに登録

つい先日、カリフォルニア州の運転免許証をゲットしました。あと車をゲットすれば101を疾走することができます。ひゃっほーい!!カリフォルニア州では、日本で申請した国際免許証があってもビザ有りで3ヵ月以上滞在する場合は現地で運転免許証を取る必要があるんですが(参考:”カリフォルニア州運転免許証取得情報 – 在サンフランシスコ日本国総領事館“)、実はその強制力が実は国際法に若干引っ掛かっているグレーゾーンなので日本の運転免許証+国際免許証さえあればレンタカーも借りられますし車を運転しても何も問題は無いのです。とはいえ、飲酒年齢に関して罰則規定が厳しいアメリカ(飲酒は21歳から)では、レストランやバーでお酒を飲んだりする時にIDの提示を求められるので、カリフォルニアの運転免許証を持っていると、今までのわざわざパスポートを提示していた鬱陶しさから解放してくれるわけです(残念ながらスタンフォードの学生証に生年月日は記載されていません)。

さてさて、2010年1月現在でカリフォルニアの運転免許ゲットプロセスがどうなってるのか自分なりの経験でまとめたいと思います。

1. 最寄りのDMV(Department of Motor Vehicle)オフィスに行く
2. 申請書に記入し、登録料$26を支払う
3. 視力検査+指紋採取
4. 写真を撮る(日本と違って笑顔OKです)
5. 筆記試験を受ける
6. 筆記試験合格後、実技試験の予約をする
7. 実技試験を受ける
8. 仮免許証を発行してもらう
9. 正式な運転免許証が郵送されるのを待ちます


これで終了です。ちなみにカリフォルニア州内各地にDMVはありますので、最寄りのオフィスに寄って申請して下さい。


ちなみにこのDMV、どこもそうですが平日だろうが何だろうが鬼のように混みます。特に昼過ぎになると長蛇の列です。朝イチに行っても混むのは仕方ないんですが、比較的数は少なく窓口の担当者も疲れてないのでサクサク捌いてくれるので、オススメは朝イチです。大抵のDMVは9時に開くので、8時45分には並んでおきたいものです。スタンフォードからだと、無料バスのマルゲリータに乗るか自転車で行くかしてCaltrainのPalo Alto駅に行き、そこからRedwood City駅で降り(大体10分弱)、最も近いRedwood CityのDMVまで徒歩10分程度。ちなみにCaltrainには自転車を積み込めるので、僕は自転車に乗って朝イチのオープンに間に合うようにPalo Alto駅に行きました。予定時刻より結構早く着いたんでむしろちょっと早い電車に乗れたんですが、実はそれが通勤急行で目的駅のRedwood Cityをはるかに通り過ぎてしまう事態。戻ろうにも便はほとんど無く、結局、本当なら電車7分+自転車5分の道のりを、電車15分+自転車必死漕ぎ40分。距離にして、軽く渋谷から大手町ぐらいかな笑 爽やかな汗をかけたと自分に言い聞かせつつ、背中をじっとりさせながらDMV前の長蛇の列に並んだことは今でも鮮明に覚えています。

さて、申請に際して我々留学生はパスポートや日本の運転免許証だけでなく、I-20を持っていくことを忘れないように。とはいえ、散々ゴネたらI-20無しでパスしてくれました。その後申請書を記入し、DMVオフィスに無造作に貼られている視力確認表みたいなのでパパっと視力を確認します。日本で使う黒いミニしゃもじの代わりが、ここではさっき書いた申請書です。立派なコスト削減です。写真撮影の後は即筆記試験なのですが、この筆記試験(文章問題36問+標識問題12問)が意外に面倒臭い。アルコールの血中濃度やら走行場面ごとの制限時速やら赤信号での右折OKやら何やらがややこしく、確か48問中6問ミスまでOK。そこでうってつけなのが、”カリフォルニア運転免許試験 日本語問題集“。これを全部ぱぱっとやれば、まず受からないことはないはず。実際出題された過去問に基づいているんでかなり効果的です。で、この筆記試験、日本語対応してますし、時間無制限です。受付の可愛い娘が「いつ終わっても良いからベストを尽くしてね」って言ってくれて、それはもう幸せでした。さて、この筆記試験が終わった後は、別日の路上実習になるわけですが、筆記試験終了後に練習用免許が発行され、路上実習試験日の予約をするんですが、ここで適当に日取りを選んで予定が合わなくなった時、またDMVの長蛇の列に並び予約し直し(電話はいつも混んでます)、またそれとは別日に来なければならずかなりの労力の無駄遣いです。なのできっちり時間の取れる日を選んで受験されることをオススメします。

さて、僕が実技試験を受けた日はあいにくのTyphoon Dayど真ん中。隣に乗っていた試験官も”What a miserable!”って言ってました。この実技試験には自分の車を用意せねばならず、加えて、筆記試験合格後にもらえる仮免許、自動車登録証・自動車保険の証明書、日本の免許証と国際免許証を持参する必要があります。僕はまだ自動車を持っていなかったので、大学内のレンタカー会社Enterpriseで、DMVでの実技試験用の保険をカバーしてもらって車を1日分借りました(計70ドル弱でした)。こちらの免許を保有する友人が同乗してDMVまで行き実技試験を受けるのも可能ですが、ただZipcarでは保険がカバーできず門前払いだったという話も聞きましたし、そこらへんは要チェックですね。

さて実技試験本番、路上に出る前に確認されるのが自動車の各部の名称とアームサインです。ワイパーやウインカー、ヘッドライト、ハザードランプ、デフロスター、サイドブレーキ、クラクションなどがどこにあるか分かっているかを聞かれ、アームサイン(手信号)では左折・右折・バックの3種類を尋ねられます。その後は、路上に出て20分ぐらい運転して終了です。途中車線変更や縁石沿いのバックを求められるぐらいがややこしく、雨だったので制限時速マイナス5mphぐらいでゆっくり走り、見過ぎか!と突っ込まれかねないぐらい念入りに大げさに左右確認をし、止まれの標識では必ず2秒は静止するなどすれば、全く問題ありません。まぁ日本でも運転免許証持ってましたし、途中フィリピン人の試験官と談笑するなど気楽に受けることができました。最後、試験官が総評を言ってくれた後その場でチェックシートを渡されて合否を発表してくれます。無事一発合格しましたが、チェックシートを見ると”Too Careful”の欄にチェックが入ってました。

とはいえ注意が必要な実技試験。かなり苦労する受験生が続出しているのでDMVも腰を上げて、YouTubeで”CA DMV-Top 10 Reasons for Failing the Driving Test“という動画リストを公開し、実技試験中にミスしやすい項目を取り上げて端的に対策を説明してくれています。1、2分ちょいの動画が13本だけ並んでいるので、ぜひ実技試験前にはこれを見てイメージトレーニングしておいた方が良いですね◎


その後受付で仮の免許証を発行してもらい、終了です。あとは気長にオフィシャルな免許が届くのを待ちます。さて、どんな顔になっているかだけが心配。さ、まぁこれでSan Franciscoにも行けるしLake Tahoeにも行けるし、オススメしてもらったぺブルビーチ沿いの17マイル・ドライブにも行けるし、ベイエリアを満喫出来そうです◎◎



iPadは何を創り出すのか – 出版社がこんなことするから弾かれる日本市場このエントリをはてなブックマークに登録



昨日AppleがiPadをリリース、499ドルからの発売に踏み切りました。iPhoneOSを採用、14万本近くと言われるApp Storeの資産をダイレクトに引き継ぐことを目標とし、解像度は異なるもののiPhoneアプリがそのまま利用可能(もちろんいつも通りApp Storeから購入)、そして新たなアプリとしてiBooksを投入、iBooks Storeを基本チャネルとして大手出版社5社(Penguin、Harper Collins、Macmillan、Hachette Book Group、Simon & Schuster)と手を組み、デジタル出版市場に殴り込みました。カンファレンス前日にCEOがAppleタブレットの存在をはっきりと認めてしまったMcGraw Hilは、今まで協力体制を惜しまなかったのにも関わらず、徹底した情報管理を提携企業にも求めるSteve Jobsが怒って一旦提携解除になった模様です。ちーん。。。

ちなみにiPadのスペックの概要はTechcrunch Japanが簡単にまとめてくれています。→”AppleがiPadを発表―目玉はiBooks、価格は$500から$830

スペックの概要:ディスプレイは9.7インチ、重量は1.5ポンド(680g)、厚さは0.5インチ(12.7mm)だ。 CPUは Appleが新しく独自開発した1GHz A4で、メモリは16Gbから64GBまで。さらにWiFi、加速度計、GPS、マイクロフォンとスピーカーが標準で内蔵される。モニタは全面マルチタッチ静電容量スクリーンだ。バッテリーの駆動時間はいちおう10時間とされている。WiFiに加えて、3G接続がAT&Tから提供される。Wifiのみ、16GBのバージョンは$499。32GB版は$599、64GB版は$699となる。ATTが提供する3Gネットワークに接続できるモデルは$829(64GB版)。AT&Tとのデータ通信契約は、月250MBまでが$14.9、無制限定額は月$29.99。 3GiPadはすべてアンロック版だ。つまりATT以外の他のキャリヤでも利用できる。

こちらも参考になります。→ 脅威の薄さと低価格、アップル社の新タブレットPC「iPad」の高解像度写真と仕様のまとめ

このiPadをネットブック市場の再定義だとかiPhoneの延長だとか何やかんや騒がれていますが、やはり事実上電子書籍市場でのAmazonのパイをどれだけ食えるかに今後の飛躍が掛かっているのかなと思います。実際メディアは、売上好調のKindleが先頭を走る電子ブックリーダー市場において、Appleがそのイノベーションを以てどれだけ食い下がれるか、といった所に興味があるはず。TechCrunchも”Apple iPadがAmazon Kindleに勝つ10の理由“と表して記事を書いており、何を以て「勝つ」と表現しているのか分かりかねますが、しかしながら、そもそも彼らがターゲットとしている層は微妙に違っています。

経済学101 – iPadはe-bookリーダーじゃない

読書と音楽ではユーザーの嗜好の分布が全く異なるからだ。音楽であればもちろんマニアは存在するが、一般人もかなりの消費を行う。しかし、これは書籍には当てはまらない。
1/3 of high school graduates never read another book for the rest of their lives.
42 percent of college graduates never read another book after college.
80 percent of U.S. families did not buy or read a book last year.
70 percent of U.S. adults have not been in a bookstore in the last five years.
どの程度信用できるかは分からないがこちらのページが引っ張ってきた統計だ。

Kindleが読書マニア向けのデバイスとすれば、iPadは読書のライトユーザーのためにデバイスとなるだろう。これはAppleがiPodでとった戦略に近いだろう(iPodが音質を売りにしたことはないと思う)。例えば、ゴシップ誌が唯一の読み物という(おそらく毎月一冊以上本を読む人より多い)層にとってe-inkは必要ない。カラー液晶の方がいいに決まってる。

*e-ink:Amazon KindleやSony Readerに採用されている液晶の種類

ここでのAppleの思惑は、あわよくばAmazonからシェアを奪うことができれば良し・できなくても良し、iBooksを1つの強力な武器として、モバイルデバイスとネットブックの微妙な狭間の「タブレット市場」を定義し、マーケットリーダーとしてそのハード・ソフト両面のプラットフォームとしての魅力を高めることにあると思います。加えて、主婦や低年齢層などの今までの非Appleユーザーにリーチする目論見も含めて、大衆向けとしての位置付けが見て取れます。ですから前述のAmazonのパイを何%食ったかは付属物としての成果であり、新たな市場創出及び迅速なマスレベルでの拡大が本質的な狙いのはずです。つまりタブレット市場のドミナントデザインの座を、その圧倒的なAppleブランド力を以て一気に取ってしまうということです。AmazonもAmazonでその戦略を理解しているはず、よりKindle Loversの要求に応える形でKindleの高性能化に突っ走る集中戦略を採り、その競争優位からiPadのデザイン性と一線を画す方針を取るでしょう。

とはいえ出版各社は何もしなくて良いだなんて思ってはならず、さらには旧市場で寄り固まっていては何の進歩も革新も起きません。にも関わらず、イノベーションのジレンマがどれだけ根深いのかは分かりかねますが、一般消費者から見ても、これはまさにグローバル競争時代における旧態依然の利権確保。政治の中から政治システムのイノベーションが起きず、旧教育システムの中から教育のイノベーションが起こらないのと同義、同業が固まって産業が革新的に進歩した、あるいはその革新的進歩に追い付いたという事例が今まで無いことを彼らは知っているんでしょうか。
→ “電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い – asahi.com

参考:日本の出版社が直面するイノベーションのジレンマ – My Life in MIT Sloan

- 現顧客(書店や取次)の要望に答えるため、がんじがらめになり、新たな顧客へのビジネス(消費者向け電子書籍直販)に参入できない
- 新ビジネス(電子書籍)が現状ビジネスに対して破壊的なのに、規模が小さいため、完全移行できない。
- 現状の組織が現顧客・現ビジネスに最適化しており、全く異なるスキルやプロセスが求められる新ビジネス(電子書籍)に対応できない


日本国内出版社が集って何やかんや議論して部分解を探している間(おそらく、今さら独自規格作ろうとか言うのでは…)に、電子書籍化の流れを牽引するAmazonやAppleは彼らを無視して全体解を求めて自分たちの市場を大きく広げていくことでしょう。しかも、今まで本1冊出版するのに数百万円かかるコストを、創作・流通・販売のプラットフォームを一手に担うiPad+iBooks Storeの登場で一気に数百分の1にしてしまう破壊的イノベーションなので、個人がその力量で世界相手に勝負出来るということで旧来の出版社の役割がほとんど無くなってしまうわけです。
うめ、日本語マンガ初となるKindle向け電子書籍を出版 – コミック・ナタリー

とはいえ、ビジュアルで勝負出来る書籍内容だと目はあるかもしれませんが、やはり現時点では英語対応のみなのでKindleもiPadも日本語対応コンテンツがほとんどありません。日本出版企業連合軍との長い会議が面倒臭いと判断してのことでしょう笑 英語圏との情報格差の深まりはどうしても拭いがたいですが、逆に日英の言語間アービトラージを活かしたビジネスが日本語対応までの間に出てきそうですね。

さてさて、リリースされて間もないこのiPad、いろんな所で「買った方が良い理由」「買わない方が良い理由」が議論されていて、客観的に見てちょっと面白かったのでまとめてみました。

『iPad』を購入するべき10の理由!- ガジェット通信
1. ミニPCより安い
2. 薄いので持ち運びが楽
3. 680gと軽い
4. 連続10時間持続のバッテリー
5. ハードウェアキーボードが使える
6. オフィス系ソフトもバッチリ
7. 14万ものiPhoneアプリが動作可能!
8. 画面が1024×768と広い
9. 『A4』チップ搭載!優れたパフォーマンス
10. モテる!

日本でiPadが売れない9つの理由 – Digital Magazine
1. サイズがデカすぎる
2. Adobe Flash非対応(99%の確率で)
3. ハーフHD(720p)再生のフレームレートが30fps
4. シングルタスク
5. iBooks Storeに日本語書籍はない
6. カメラ非搭載
7. キーボードが打ちにくそう
8. USBポートなし
9. iPhoneアプリの表示画面が小さい

これを見てどう判断するかは各人のお任せですが、Appleの策略はこうした記事を何本も何本もネット上に出回らせて派手に宣伝させることです。もちろんこのポストも含めて笑

# この流れに乗って上手く立ち回れそうなCookPadが羨ましい笑

さてさて、Appleが派手にiPadのセンセーショナルなデビューを宣伝してそっぽ向いている間に、GoogleはGoogleで、Google Voiceをブラウザベースで動作させるWebアプリを公開しました。AppleがApp StoreにGoogle Voiceを承認しないもんだから、HTML5をゴリゴリいじってブラウザベースで電話出来るようになりました。さすがです、Googleさん。


[Updated:2010/02/03] e-inkは”液晶の種類”でした(メーカ名/製品名でもあります)。
一方iPadはePubを採用してまして、電子書籍フォーマットという対比をするとなると、Sony Reader・iPad がePub組、Kindleが独自規格(DRMも独自で非公開)という対比になります。申し訳ありませんでした。hokayanさん、いつもありがとうございます◎



2010年の情報通信広告市場の予想このエントリをはてなブックマークに登録

マーケティング・サロン りゅうぼんの日記 – 日本の広告費“の情報によると、旧来型メディアの広告市場のシュリンクぶりは燦々たるものだそうです。

テレビ:19000億円→16000億円(17%↓↓)
新聞:8200億円→6500億円(30%↓↓)
ネット:7000億円→7000億円(現状維持)
雑誌:4000億円→3000億円(25%↓↓)

テレビをつければパチンコと通販のCMばっかり、いやほんと、日本に帰ったら花の慶次とマリンちゃんのCMばっかりで台詞が今でも脳内ループされます。新聞の広告では朝日新聞ワンピース全面広告以外全く印象に残ってないし(これと比較しちゃマズイか笑)、出版業界は出版業界で、廃刊・休刊・部数減の悪影響から2009年の出版総販売高が21年ぶりに2兆円を割っているそうです。小学五年生/小学六年生、月刊フォーブスやガテンが廃刊、今年3月にはフォーサイトも廃刊とのこと。うーむ、まずいですね。ネットの広告市場規模が7000億円と前年と変わらず伸び無し、というのもどこか引っ掛かりますが、金融危機で広告費を差し控えるようになった背景の下、固定的ネット広告費(バナー・Eメール・ストリーミングなど)が若干下がった分を、低額で提供可能な検索連動型広告費とモバイル広告費の上昇分がカバーしたという感じでしょうか。電通総研の試算によると、2011年のネット広告費は7500億円超だそうです。ちなみに各メディアの広告市場がどのような道を辿ってきたかというと…
(出典:平成21年版情報通信白書

そんな中売上を伸ばしたメディアは「通信販売」で市場規模が10%も伸びたそうです(22650億円→25000億円)。ちなみに情報通信産業の各レイヤー別の市場規模はこんな感じです(2006/07年)。

(出典:総務省「ICTの進展が社会経済に及ぼす効果の計量分析」)

システムメンテナンス市場が5兆円規模ってすごいですね笑



雨上がりのベイエリア – この一瞬が見れただけで大満足このエントリをはてなブックマークに登録

Blue Sky
今週いっぱい大雨・強風続きで外に出るのも嫌な雨季ど真ん中、日本にいるとカリフォルニアは雨が降らず1年中晴れ続きという都合の良い情報しか入ってこなかったので、たまたま知り合いから5ドルで譲ってもらった小さい折りたたみ傘を駆使して自転車で授業のある教室までシャカリキで自転車を漕いでました。カリフォルニアの自転車って、ほぼ皆マウンテンバイクで、後輪のフェンダーが無いんです。つまり、雨の中自転車を漕ぐと、後輪からの水しぶき及び泥ハネで背中とカバンがえらいことになってしまうんです。おかげでこの一週間でバッグ3回洗濯しました。今カッサカサです。全くの余談ですが、こういう事情があるので、学生プロジェクトで自転車の後輪フェンダーをペットボトルで作っちゃおうぜっていう人たちもいて、発想自体は僕の小学校4年生時代の夏休みの図画工作レベルと同じなんですが、まぁビデオが何か面白いじゃんって理由でGlobal Innovation TournamentっていうイベントでViral Video Prize & The Practical Product Prizeという賞をもらってました。



今日も午前中は何やかんやで雨が降ったんですが、昼過ぎぐらいからようやく久々の青空。この雨上がりの晴れ渡る空を見ただけで全てが吹き飛ぶ、そんな気持ちでした。あともう少し経てば、雨季も終わってまた晴れ晴れな日が続くはず!!今日は勢い余って起きたてほやほやの状態から勉強してちょっとビハインド科目の復習をしました…晴れてんのにもったいないって言った方、いやほんとその通りです笑



Twitterエコシステムのインパクトこのエントリをはてなブックマークに登録

twitter
騒がれているだけあってTwitterはよく出来た仕組みになってるなぁと今さら再確認しました。単純にブログやチャットの延長として認識しているとえらい目に遭うよねってことです。Twitter Japan、もとい初期のTwitterを取り扱ったメディアの罪は「つぶやき」と和訳したことと「ゆるいSNS」と紹介したことにあって、さもすればmixiやFacebookとは全く異なるTwitterのダイナミズムを軽視しがちになってしまいます。

Web2.0(笑)の広告学 – Twitterを「つぶやき」と翻訳した罪

「140文字限定」、「つぶやき」、「フォロワーにのみ伝える」。こうしたキーワードだけで判断すると、いかにも閉じた空間の自己満足的なツールにしか見えない。


フォロワー数やReTweet数などの数値指標によって極めて効率的に可視化されたリアルタイムコミュニケーションプラットフォームでありながら、その数値指標がコアの強みというわけではなく、つまるところ、単なる個人のつぶやきを垂れ流すだけのWebサービスではなく、しかもSNSといった立ち位置でもなく、発信情報は受け手(+コメント発信者のフォロワー)にしか届かないという閉鎖性を持ちつつも、情報の送り手・受け手という関係が固定的でなく開放性を有しているという半オープン・半クローズの構造で出来ており、時系列による情報整理、TL(タイムライン)表示のリアルタイムストリームによって、良い意味でも悪い意味でも半強制的に話題を共有させるパワーがその構造をより魅力的にしていると思っています。

経済学101 – Twitterでは「つぶやく」な

他人にフォローしてもらうためには、なるべく有益な情報や興味深い議論を提供する必要がある。しかも、Twitterは多くのネット上のシステム同様にストリーム型のコンテンツであり、紙媒体とは異なりぱっとみて取捨選択するには一工夫(リスト・フィルター・ボットなど)が必要だ。ストリームの価値を上げるにはノイズ比を下げる必要があり、それは大した意味のない「つぶやき」をしないことを意味する。

旧来のブログと異なるのは、情報の送り手・受け手という関係が固定的でないこととリアルタイムであることだ。ブログでもコメント欄などを通じて読者と交流することは可能だが、相手もブログを持っていない限りやりとりは限定的だし、常に非同期な形でしかない。


フォローしてもらうかが重要か否かは各人がTwitterを同使うかによりますが、少なくともTwitterを使ってセルフブランディングをしたい人(マスレベルで知られている人は除く)にとって有益なコメントを残し続けることは必須であり、一方向的なフォローシステムを採用しているTwitterにおいて非常に決定的な要素です。

自分が情報の受け手にもなれるし送り手にもなれて、その情報送受のほぼ全てを他のユーザーが見ることが出来るTwitterにおいて、自身のの情報や知識をアウトプットし、いかにユーザー間で相互補完するかがこのエコシステム上のポイントです。それが著名人だろうと自分の友達の友達だろうと、各人がマイクロインフルエンサーとしての主体であり、その集合体がタイムライン、もといTwitterなのかなと思います。下のコメントが全て物語っているようで面白いです。

Twitter/ Shn Adachi

いままで届かないと思って著名人に呑み屋的罵倒をしていた人たちが、Twitterのせいで罵倒が届いて反論されちゃってるのほんと面白い


まさかTwitterのファウンダーたちも正直ここまで成長するとは想像していなかったと思います。若干ユーザーアクセスを落としたものの、先週には過去最高のアクセスを叩き出し利用者頻度も好調な伸びを見せるTwitter。誰のつぶやきが自分に必要かの選別が使いこなしのポイントですが、企業内でのブレインストーミングツール然り、特定の団体やサービスを応援するためのコミュニティー形成しかり、様々な発展可能性があります。右肩上がりにアクセスを増やすTwitter、マネタイズうんぬんの話は二の次(おそらく「リアルタイム」に関連した有料モデルが出てくる、と予想)、リアルタイムコミュニケーションプラットフォームとして100%完璧でないからこそ愛されるWebサービスとして、現実の人間関係に近付けることが果たして100%良いものかの議論は置いといて、ユーザーの持続的利用のために、ユーザビリティーの飽くなき向上と「文化創出」のための戦略的実装を続けていって欲しいです。

そういえば公式RT機能が先日実装されたみたいですが、非公式RT機能やQTとの違いは”聴く耳を持たない(片方しか) – Twitterの公式RT、非公式RT、QTの違いを分かりやすく図で描いてみた“に詳しいので、略語やら何やらよく分からない方は一度御覧になることをお勧めします。

State of the Twittersphere



Speakingセクション攻略のコツ – 平均素点3点取りゃ万々歳このエントリをはてなブックマークに登録

久々にTOEFL攻略に関して、今回はSpeakingに焦点を絞ってシンプルに書きたいと思います。Speakingセクションを攻略するに当たって、特に日本生まれ日本育ちの方は、まずSpeakingセクションで満点を取ろうなんて考えは捨てて、「ちょっとぐらい間違っても強気で喋り続ければ良いや」という気持ちでシンプルに問題に取り組まれることを推奨します。

TOEFL iBT 4セクション徹底解説【Speaking】でも書いたのですが、Speakingセクション全6問、各4点満点で3点を取ることができればセクションスコアは23点となり、Reading・Listeningであとは点を稼げばかなり高いトータルスコアを叩き出すことができます。つまり全セクションで素点1点分間違ったとしても23点を獲得できるわけであり、セクションスコアで17点(平均素点2.16点)以上ある方は、少なくとも1つのセクションで素点3点をゲットしているので、23点を獲得するだけの素地は持ち合わせており、そこへの道のりがはっきり見え出すのではないでしょうか。とはいえ、最初にも言いました通り、Simple is the Best.です。

参考までに、僕はSpeakingセクションでネタ作りを行いやすい4項目というものを作っていたのですが、この4つを基準にすると、メリット・デメリットを整理しやすく具体的事例を作り上げていくのに便利です。
1. お金
2. 健康
3. 時間
4. 人との関係

当たり前といえば当たり前の4項目ですが、「インドアとアウトドアどちらが好きですか?」などといった問題が出た際、「インドアが好き」を軸に答える場合は1・3(お金をかけずにゲームやDVDを楽しむことができる・目的地まで行く時間がもったいないなど)、「アウトドアが好き」を軸に答える場合は2・4(外で運動することは健康に良い・様々なスポーツや会話を通じて友達と深いコミュニケーションを取ることができるなど)をチョイスして、理由説明・具体的事例考察を行うことができます。この4項目はWritingセクションにも通じるものがあるので、ぜひ頭に入れておいて損はしないと思います。

最後にTipsとして、Writingはもちろん、Speakingセクションでの高得点獲得にはアウトプットが命なので、
1. TOEFL以外で喋る場を作る…バーに行って話してみたり、Daily Callレアジョブを通じて外国人の方とお話してみたり。最終手段は音読でも良いと思いますが、何らかの形で第三者による評価を受けた方がBetterです。ちなみに発音に関しては、“英語発音・聴き取りの基礎(信州大学)”で、各母音・子音の発音からリエゾン・リダクションまで丁寧な説明が記載されています。
2. Recording – 1ヵ月間はSpeakingの問題練習を録音すべし
3. ネタ帳 – Speaking/Writing両方 … 最後に見返す心の拠り所になります笑
4. 日記 – 勉強前と勉強後の意識づけ、Writingのアウトプット
5. 試験レポート – 試験後の記憶・反省(問題内容・反省点)
の5点を心がけてはどうでしょうか。特に短期間でスコアをぐいっと上げたい方に関してはMustの5項目だと言えるでしょう。



圧倒的存在感で中国政府に反旗を翻すGoogleの巧みな立ち位置このエントリをはてなブックマークに登録

噂のGoogle Blogの記事を発端に、WSJCNNが次々と伝えるなど、やはりこちらの中国人留学生の方々はこのニュースには敏感になっています。とはいえ、「やっぱりね」とか「あるとは思ってたけど」みたいな想定の範囲内といった反応が多かったように思います。

当面の目的は中国政府への牽制の意味を込めたものですが、おそらくGoogleは本気で撤退を考えていることもまた事実。WSJ Japanの記事によると、同社CEO Eric Schumidt氏は中国の自由化推進のために中国国内での事業展開は道徳的意義があるという自身が長年思い続けている主張を述べる一方で、創業者のSergey Brin氏はその意見に強く反対、2005年の中国進出以降約4年間Googleは既に十分な手段を尽くしたと述べ、これ以上検索結果の検閲を正当化することはできないと主張したとのこと。13日の午前9時にGoogle Chinaで行われた全体ビデオ会議では、創業者Sergey Brin氏から、中国政府と協議して検閲体制が変わらなければGoogleは中国市場から撤退するという考えをスタッフに対して明言しています(出典:山谷剛のアジアンアイティー)。

13億人市場の中国を実質「異文化」の一言で(かなり大きい理由ですが)排除するのは、特に無形財の「情報」を飯の種にしている世界企業の方針としては考えにくいですが、ハッキング天国とまで言われる中国において”Do Not Evil”を掲げるGoogleが捜査当局の検閲を許してしまえば、今まで築き上げたブランドイメージが世界規模で低下してしまうリスクもあります。中国ではYoutubeの閲覧は禁止されており、一般回線では開く事ができず、中国での動画事業でのプロフィットはほぼ無いと言っても良く、Google本体が締め出されると同社売上の9割以上を占める検索連動広告事業が中国国内で実施できなくなってしまいます。しかも中国ではメディア≒政府(やはり国内企業を配慮)が定式化しており、スタートラインの時点で国内企業に何歩も離されている外資系企業のマーケティング戦略は非常に困難を極めます。

現在のGoogleはスマートなアルゴリズムを創り上げる(Page Rankなど)というよりは、圧倒的なプロダクトの力を以て膨大な情報データを収集し、蓄積・学習させることでより良い結果を生み出す、といったアプローチを取っているようで、どんどんモバイルやら音声やらにリーチして多角的な情報蓄積を実施しています。というわけで、若干話は飛びましたが、圧倒的に潜在的情報量の多い中国を今のGoogleは見放したくないと思っている反面、Baiduが圧倒的な国内スタンダードを維持している以上、「サービスの現地化」に難航するGoogle Chinaが中国検索市場の主役に躍り出ることはまず無いのが現状です。

人権問題・ハッキングなどの爆弾的リスクを抱えながらトップになれない中国で粛々とシェア拡大に努めるよりは、知的財産権保護・ビジネスモデルの安定化といった観点を含めて、残りの50億人市場で有無を言わさずトップを取れば良いという合理的な考えが根底にあるはず。しかしながら”Rising Sun”たる中国市場の増え続けるパイを横目に見ながら手をかけないのはこれからの国際経済競争下において致命的とも思えます。この牽制を受けて中国国民がどう思いどう行動し、ここでGoogleに妥協してしまえば他の外資系企業への対処が難しくなる中国当局がどう出るか、そしてGoogleがそれにどう対応するかは正直なところまだ分かりかねますが(何かゲーム理論っぽいですねw)、マクロ・ミクロ両面での経済発展には法治国家としてのガバナンスが不可欠、という経済論理を大きく狂わせるニュースだったと共に、Googleにとってはどっちに転んでも一本筋を通すことのできる企業イメージを抱かせることができ、結果オーライの結末になるかなと思います。とはいえ、ヒラリー米国務長官も絡んでいることですし、まぁ間違いなく中国政府側が若干折れてGoogleをなだめることになるでしょう。Googleもこのデカくなり続けるパイを逃すわけないです。でも、Nexus Oneの中国販売は当面お預けでしょうね。