「人を真似することしか能がない」は褒め言葉。

自分の考えていること・行動していることを表現する場が欲しかったので、パーソナルブランディングの意図も込めて、大多数の賢人に倣ってこのブログを開始します。
『学ぶ(まなぶ)』という言葉が『真似ぶ(まねぶ)』に由来するというのは有名な話です。心を揺さぶる文学作品にしろ秀逸なビジネスモデルにしろ、やはり前時代の先駆者のスタイルや型を踏襲したり過去の成功・失敗の経験を糧にしたりして今この世の中に存在しているということは周知の事実です。
市場に新規参入する会社が競合他社の分析をしないことがあるでしょうか?
「勝ちたいならライバルと同じことをやっていてはダメだ」とよく耳にしますが、「ダメだ」と判断するにはライバルの徹底分析をする必要があります。
モノマネ芸人さんほどそのモノマネをする相手を研究する人はいませんし、優秀なビジネスマンほど同業他社の動向を具に観察して真似て自身のビジネスの差別化に役立てます。
演劇論の古典である『風姿花伝』は、能の大家・世阿弥が書き記した名著です。
『遊楽の道は一切物まねなりといへども、申楽(さるがく)とは神楽(かぐら)なれば、舞歌二曲をもって本風となすべし。』
とあるように、演劇の面白さは“マネ”にあるのですが、そもそも原点であるルールやしきたりの認識、そして徹底的な修行が必要なのだとも述べています。
モノマネ芸人の方がテレビでモノマネをするにしても、世間のニーズに合致した笑いを提供するだけのお笑いの素養・センス、それを我々一般人が理解できるように噛み砕く表現力、昼夜問わずの情報収集・練習など、その裏には血の滲むような努力が隠されています。
幸いこの21世紀はインターネットの存在が僕らの『真似ぶ』行為を促進する土壌を作っています。
ブログ然り、自分たちには矮小なれど表現する場所を持つことができるわけです。
Googleが整理してくれているけれどもその表現場所は今なお指数関数的に増え続け、国境を越えてつながり続ける、そうしたStructured Chaosに我々はいます。
ハッキリ言います。僕は真似しまくります。
自分はこれからこのブログを通じてまずは自分のために自己表現をし続け、先駆者を『真似び』続けて、自らの独自価値を創り上げて高めていきたいと思います。

